パソコン自作の話 その3
もうたいだい組みあがっているので、あとすこし。
これが「パソコン自作の話 最終章」になるだろう。(なってほしい)
6.マザーボードをケースにネジ止め
ここを乗り切れば、電源投入できる!
最初に、ケースにマザーボードをネジ止めするための足?ネジを受けるナットを付ける。マザボをケースにから5mm浮かせて固定するための下駄の役割。マザボのネジ穴と同じ数の10個取り付けていく。↓コレ
そして、いよいよケースにマザボを固定する。
電源ケーブル、各ファンのケーブル、ケース上部のUSB・音響ジャックからのケーブル、あちこちのケーブリングを意識しながら、ネジ止めしていく。
7.グラボのセットアップ
一番高かったパーツ、グラフィックボードを、ケースに固定済みのマザボに差す。
思ったよりでかいぞ。そして重い!
今回チョイスしたケースCoolerMaster CM 690 III には、グラボを支えるアームが付いているので、グラボの重さを支える基盤にやさしいのだ。
ケースのPCIスロットカバーを2つ外し、空いたスロットにマザボに差すだけでしゅーりょー!のはずだった。忘れてた。。。M.2SSDが未開封のまま。
もともとマザボにネジ止めされているヒートシンクを利用するため、PCIEX16スロット下部にあるM.2_2(Socket3)に差すことに。
・・・届かない。電源とグラボの隙間はわずか10cm。マザボにキズでも入ったら大変なので、一旦グラボを外し、M.2SSDを取り付けて再度グラボを差した。(手間を惜しんではいけません)
8.電源投入
まだケーブルの取り回しなどは残っていたけど、とりあえず電源ON!
ファンが赤→水色に光ると同時に静かに回転を始めた。
HDMI接続のモニターにマザボのTUF GAMINGロゴが映し出される。
BIOSが正常に立ち上がり、各種デバイスの状態が表示されている。
・・・う、うごいた。
細かい設定をいじれるマザボだが、チューニングは後回し。OSのインストールに進む。
CD(DVD)ドライブは無い。購入した「WINDOWS 64bit Pro」は、ダウンロード版だ。
あらかじめ別のPCで作成しておいたセットアップUSBを使ってインストールする。
セットアップUSBの作成は、下記のサイトからツールをダウンロードするだけ。(めちゃ簡単)
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
OSは何にも手を加えないで、サクッと入るところが現代的。
9.各種ドライバのインストール&更新
各パーツの発売から時間が経っているものは、デバイスドライバや、ハード付属のソフトウェアが更新されていることが多々あるので、それらを片っ端から更新して行く。
ほとんどがデバイスのオフィシャルサイトに飛んで、ダウンロード→更新で最新のソフトウェアに更新される。
1点だけつまづいたのは、ASUSの「AURA SYNC」(LED制御)のソフトだった。
ASUSのサイトからダウンロードした「Aura Sync Utility」が全く動かなかった。
マザボに付属していた、「Armoury Create」というソフトでは制御できた。LED演出の設定は、個人的には「ミュージック」がおススメ。局に合わせてLEDがチカチカと点滅する。
10.ベンチマーク
ベンチの結果にはこだわっていないけど、いちおう貼っておく。
1920×1020 標準品質で12552だった。
3DCG描画性能よりも、4K動画のエンコードに特化した自作PCが目標だったけど、3DCGの再生能力の割に、4K動画編集はいまひとつパッとしない。
CPUのグレードをワンランクグ落とし、グラボをのグレードを上げたのがいけなかったのかもしれない。
次のPCリニューアルはだいぶ先になると思うけど、それまで知識だけは追いついていたいものだ。